今回は大人気ストロボディフューザーである、RoundFlash Dish(ラウンドフラッシュ ディッシュ)のご紹介です。
通常のソフトボックスよりも光の拡散力があり、屋外ポートレートでは一番愛用しています。
・他商品との違い
・デメリット
・必要な追加機材・便利機材
それでは早速スタート〜〜!
Contents
特性
ラウンドフラッシュディッシュは通常のソフトボックスと違い、ディフューズ面が前方にせり出しています。
・通常のソフトボックス
・ラウンドフラッシュディッシュ
この特性により、光をより広範囲に拡散することができます。
試しに、直径45cmのラウンドフラッシュディッシュと
縦横80×80のソフトボックスと光の拡散を比較して見ました。
・ソフトボックス(80×80cm)
・ラウンドフラッシュディッシュ(直径45cm)
(※ご覧いただいているモニターや環境によって大きく見え方が変わります。)
負けていないどころか、45cmのラウンドフラッシュディッシュの方が拡散力が大きいという結果になりました。
これが人気を誇る理由ですね。
収納の際は簡単にコンパクトにまとめることができます。
デメリット
大きめのディフューザーであり拡散力もあるため、当然ですが光量は落ちます。
ディフューザーなし
ラウンドフラッシュディッシュ
そのため、最低限の光量のあるストロボは使用しましょう。
しかし、一番のデメリットはやはり値段です。
通常のディフューザーが1500円~4000円弱に対してラウンドフラッシュディッシュは8000円超と高額です。
しかし、個人的には値段相応の働きをしてくれていると思います。
1年以上ヘビー使用していますが不具合もなく、本体も丈夫でよくできており、安価なディフューザーに見られる本体のヘタリやヨレは感じません。
屋外ポートレートのみならず室内撮影、ブツ撮りなど活躍しています。
それでもやっぱり高いと感じる方はその他の安価なディフューザーもご紹介していますのでよろしければこちらも合わせてご覧ください。
必要な追加機材・便利機材
大きなディフューザーのため、クリップオン(カメラにストロボをつけている)状態では使用できません。(バウンズ目的であれば使用できます)
使用するにはオフストロボで(カメラからストロボを離して)使う必要があります。
カメラからストロボを離して活用する方法。
無線の送信機をカメラ側に装着し、ストロボに受信機を装着もしくはストロボ自身に受信機能が備わっています。
現在多くのストロボに受信機能が備わっています。
具体的にはこのような商品です。
※上記商品はCanon用です。
オフストロボについてはわかりやすく別記事にまとめていますので、よろしければこちらをご覧ください。
手持ちで使用する場合はこのまま使うことができますが、グリップを使用しているカメラマンも多くいます。
まとめ
サイズもそこまで大きいわけではないので、屋外ポートレートなどではかなり重宝しています。
まとめると
・拡散力はピカイチ
・オフストロボ機材を揃える必要がある
・値段は高いが相応の働き
という感じでした。
私個人としては、小回りが効いていてかつ、拡散力のあるディフューザーとしてラウンドフラッシュディッシュは一番のお気に入りです。
他にも役立ち商品やイベント撮影情報など発信していますのでよろしければそちらもご覧いただけると嬉しいです。
著:つっしー