ポートレート(人物撮影)をやってみたい方へ!
高い買い物なので基本知識を抑えながら楽しく選ぼう(*゚▽゚)ノ
・人物撮影に最適なカメラとは何か
・センサーサイズの違いって?
・おすすめのカメラ
自分に合ったカメラを購入して、楽しいポートレートやコスプレ撮影に出かけよう!!
2019.08.10 c96-2
伊織もえさん@moe_five
FFX/ユウナ
大好きな伊織もえさんが大好きなユウナのコス!最高でした😭📸撮影有難うございました!#c96コスプレ #コミケコスプレ #FFX pic.twitter.com/3hJIESf4Hy— つっしー@31or1アコスタ (@ch_pon76) August 10, 2019
Contents
まず結論から
詳しいおすすめの理由の前にまず結論をお伝えします。
・低予算で今後もリーズナブルにカメラを楽しみたいなら!
SONY α6000ボディ+レンズ(単焦点35mm)
・中古ならセットで予算10万円以下で夢のフルサイズカメラ!
SONY α7ボディ+レンズ(単焦点50mm)
・予算をかけて本気でカメラを始めたい!
SONY α7IIIボディ+レンズ(単焦点50mm)
という結論です。
以下でこの結論に至った経緯を解説します。
ポートレート(人物撮影)に最適なカメラとは?
このカメラは人物撮影向き!
このカメラは風景撮影向き!
というのは基本的にありませんでした。
しかし最近は「瞳AF(ひとみオートフォーカス)」という機能が出てきており、その機能を備えたカメラが「人物撮影向き」と言えるようになりました。
人物の瞳にオート(自動)でピントを合わせる機能。最新のミラーレス一眼カメラに搭載されている。
(画像出典:Sony公式HP)
これは何も「初心者用」ではありません。
だんしゃくの言う通り、ベテランカメラマンでもこの機能をフル活用し、より画角やポージングに意識を集中できると、大好評の機能です。
特に、SONYの瞳AFは精度が高く、そのほかにも沢山の利点があり、多くのプロカメラマン達がCanonやNikon等からSONYにカメラを乗り換えています。
カメラ性能を大きく決めるのはカメラ内にある「センサー」と呼ばれる部分です。このセンサーはCanonもNikonも”SONY製”のものを使用しています。
センサーで最先端をいくSONYが一眼カメラに本腰を入れ始めたことにより、SONYがカメラ市場を大きく食い始めています。
筆者も元々Canonを愛用していましたが、去年SONYに乗り換えました。
もちろんSONY以外のカメラメーカーが出す機種も素晴らしいです。
しかしながら、これからカメラを買う人にSONY以外を勧める理由がどの側面から見ても私には見つかりませんでした。
よって今回はSONY推しの記事とさせていただきます。
私はキヤノンからソニーにカメラを買い換えたのですが、これはできればやりたくなかったことです。
なぜならキヤノンのカメラには基本キヤノンのレンズを使用し、ソニーのカメラには基本ソニーのレンズを使用するため、これまで買ったレンズ達が正常に使えなくなり、お財布に大ダメージを食らうためです。
これはすべてのカメラメーカーにおいて共通することなので、最初にどのカメラメーカーを選ぶのかはとても重要です。
おすすめの前に、一番重要なセンサーサイズの違いをざっくり知っておきましょう!
後になって「こっちのカメラ買っとけばよかった!」と後悔することが無いよう、しっかり違いを押さえておきましょう。
センサーサイズによる違い
先ほども少し触れましたが、カメラにはセンサーというものが搭載されています。(スマートフォンのカメラにもセンサーは搭載されています。)
そのセンサーには”APSCサイズ”や”フルサイズ”等といった”サイズの違い”があり、フルサイズはAPSCよりも大きなセンサーを搭載していることで様々なメリットがありますが、値段が高いというデメリットもあります。
センサーサイズによって使用するレンズが違うため、最初にどのセンサーサイズのカメラを買うのかしっかり決めなければなりません。
最初にAPSCサイズのカメラを買って、後からフルサイズのカメラに乗り換えた場合、それまで使っていたレンズを正常に使用できないためです。
多くのプロやハイアマチュアが使用するフルサイズ機を選ぶことはロマンですが、カメラ本体やレンズも値段が高いため、お財布との相談が必要です。
[センサーサイズの違い]
(画像出典:SONY公式HP)
ではセンサーサイズによる大きな違い5ポイントを見ていきましょう。
1.画角
(画像出典:SONY公式HP)
これらは同じ位置から撮影したものです。フルサイズは広く写すことができます。逆を言えばAPSCは遠くのものを大きく写すことに長けていると言えます。スポーツや野鳥撮影など被写体が遠い場合はプロカメラマンでもAPSCを愛用する方は多いです。
2.ボケ量
(画像出典:SONY公式HP)
フルサイズの方がボケます。カメラ初心者であればこの差は小さく感じる方も多いとおもいます。しかししばらくカメラをやっていると段々とこの差は大きく感じてきます。
3.階調
(画像出典:SONY公式HP)
フルサイズの方が細かく写せるということです。
つまり、APSCカメラが言う「1000万画素」と、フルサイズカメラが言う「1000万画素」は違うと言うことです。同じ画素数でもフルサイズの方が「画質」は良いと言うことになります。
4.暗所性能
(画像出典:SONY公式HP)
先ほどの階調と同じく、フルサイズの方が光を多く取り込むことが出来る分、高画質に撮影できると言うことです。
5.レンズ群の違い
(画像出典:SONY公式HP)
APSCレンズ群は軽量かつコンパクトでリーズナブルです。フルサイズを購入する際はレンズも高額になってくるので覚悟も必要と言えるでしょう。
おすすめのSONY製ミラーレス一眼
本記事でこの後ご紹介するのは全てミラーレス一眼です。
これまではそうでした。
しかし、カメラ界もますますデジタル化が進み、一眼レフは今後衰退していきミラーレス一眼が主流になっていきます。
そのわかりやすい第一手として、最初にご紹介した「瞳AF」があるのです。
そしてSONY製ミラーレス一眼にも様々な種類があります。
大きく分けて以下の通りです。
[APSC機カメラ]
α6000シリーズ
[フルサイズ機カメラ]
α7シリーズ、α7Rシリーズ、α7sシリーズ、α9シリーズ
APSCならα6000シリーズで良いですね。非常に好評で毎年新機種が発売されています。
フルサイズにおいてはα7シリーズかα7Rシリーズがおすすめです。
[α7シリーズ]
→エントリーモデルで価格が安い。
[α7Rシリーズ]
→解像度が優れている
[α7sシリーズ]
→画素数は小さいが高感度。
[α9シリーズ]
→連写やAF制度に優れている。
まずはざっくり比較
α6000シリーズのカメラは、基本的に数字が大きくなるほどハイエンド機(高価)になります。しかし発売日が新しいほど、AF性能などで優っている場合が多いです。
まずはAPSCのα6000シリーズをざっくり比較してみてみましょう。
製品名 | α6000 | α6100 | α6300 | α6400 | α6500 | α6600 |
発売日 | 2014年3月 | 2019年 10月25日 | 2016月2月 | 2019年2月 | 2016年12月 | 2019年 11月1日 |
実勢価格 | 5.5万円前後 | 9万円前後 (予想) | 7万円前後 | 9万円前後 | 10万円前後 | 16万円前後 (予想) |
続いてフルサイズ機をざっくり比較してみます。
製品名 | α7 | α7II | α7III | α7R | α7RII | α7RIII | α7RIV |
発売日 | 2013年10月 | 2014年11月 | 2018年2月 | 2013年10月 | 2015年6月 | 2017年10月 | 2019年7月 |
実勢価格 | 10万円前後 | 12万円前後 | 19万円前後 | 20万円前後 | 18万円前後 | 25万円前後 | 40万円前後 |
写真というのは本体以上にレンズが大切とも良く言われます。
なのでむしろ「本体の値段を抑えて、レンズを都度購入していく」というスタイルがおすすめです。もしもカメラの趣味が続かなかった時も経済ダメージは小さいですね。
カメラのことがなんとなくわかってきたでしょうか。
ここからは予算別のおすすめカメラご紹介します!
おすすめAPSCカメラα6000
[予算6万〜9万円で買える高性能カメラ]
[撮影サンプル]
(画像出典及び製品ページ:SONY公式)
製品名 | SONY α6000 |
センサーサイズ | APSC |
発売日 | 2014年3月 |
[新品]本体実勢価格 | 5,5万円前後 |
[中古]本体実勢価格 | 3万円前後 |
有効画素数 | 2430万画素 |
連写 | 最高11コマ/秒 |
ISO | 100-25600 |
シャッタースピード | 1/4000-30秒 |
これ以上何か望みますか?と言わんばかりの性能です。
2014年発売の型落ちではありますが、これの上位機種はハッキリ言って無理やり最新技術を使って性能を押し込んでいるようなもの。十分すぎるほどの性能は、撮影サンプルをみても納得できると思います。
Wifiで簡単にスマートフォンなどに写真を転送することが出来るので、パソコンを持っていない方でも存分に楽しめます。
ボディだけでなくレンズがセットになったものもあります。
[パワーズームレンズキット]
16-50mm F3.5-5.6
[ダブルズームレンズキット]
16-50mm F3.5-5.6
55-210mm F4.5-6.3
単焦点レンズとはズームができず、画角がある一定の焦点距離で動かせないものです。
その代わり、背景を大きくボケさせることが出来るレンズで、主に人物撮影で多用されます。どのくらいボケるかは、レンズ名にもなっている「F値」を見てください。
F値の数字が低いほど、ボケを強く出せます。(例)F1.4 ←めちゃくちゃボケる
F4.0 ←標準
単焦点レンズはとても人気があり、多くの人が最初に購入するレンズです。そのため、使い勝手の良い焦点距離のレンズを各社が安価で販売しています。(一般的に撒き餌レンズとも言われ、とてもお得です。)
・おすすめのSONY製APSC単焦点レンズはこちら。
どちらも背景を大きくボケさせることができますが、実は“焦点距離が遠い方(数字が大きい方)が大きくボケさせることができます”。この場合は50mmの方が焦点距離が遠いので35mmよりも大きくボケさせることが出来るということですね。50mmの方が値段も安いので、一般的なポートレート撮影をお考えの方は50mmで良いと思います。しかしコスプレイベントなどで撮影を考えている方は、35mmをお勧めします。
理由は、コミケなどのイベントは人が多く、とても狭いです。そう言った場面では、50mmより35mmの方が全身を入れた撮影がやりやすいのでお勧めです。
よく「ポートレートには50mmがおすすめ」という記事を目にします。
ですがこれはフルサイズの時の話(焦点距離)です。
APSCはフルサイズに比べアップで撮影してしまうので、APSC35mmのレンズはフルサイズレンズで換算すると52.5mm相当のレンズということになります。
よってAPSCにおいては35mmがスタンダードな焦点距離と言えるでしょう。
APSC機でも上位機種はフルサイズ機よりも高いです。
なのでより予算がある方には下記のフルサイズ機カメラをお勧めします!
おすすめフルサイズカメラα7
[中古品なら予算は10万円以下]
[撮影サンプル]
(画像出典及び製品ページ:SONY公式)
製品名 | SONY α7 |
センサーサイズ | フルサイズ |
発売日 | 2013年10月 |
[新品]本体実勢価格 | 10万円前後 |
[中古]本体実勢価格 | 6万円前後 |
有効画素数 | 2430万画素 |
連写 | 最高5コマ/秒 |
ISO | 50-51200 |
シャッタースピード | 1/8000-30秒 |
今カメラを始めるなら一番のおすすめです。
ここまで高性能フルサイズミラーレスをこの価格で手に入るのは最高コスパと言って良いでしょう。
α6000と比べて性能も良く、表現の幅は最新のカメラにも引けを取りません。
α7には”28-70mm F3.5-5.6″というズームレンズがセットになったものがありますが、F値が高くポートレート撮影にはあまり適していないレンズのため、ボディ単体で購入して単焦点レンズの購入をお勧めします。
・おすすめのSONY製フルサイズミラーレス用単焦点レンズ
アマゾンなどの通販でも中古を購入することはできますが、販売元がはっきりしていて状態が良いものを選びましょう。
カメラ専門店や大手家電量販店などでは専門鑑定士が厳しくチェックしているので安心です。
現在一眼カメラ界売り上げNo.1のα7III
[本気でカメラを始めるあなたへ]
[撮影サンプル]
(画像出典及び製品ページ:SONY公式)
製品名 | SONY α7III |
センサーサイズ | フルサイズ |
発売日 | 2018年2月 |
[新品]本体実勢価格 | 20万円前後 |
[中古]本体実勢価格 | 18万円前後 |
有効画素数 | 2420万画素 |
連写 | 最高10コマ/秒 |
ISO | 50-204800 |
シャッタースピード | 1/8000-30秒 |
現在一眼カメラ界売り上げNO.1機種。
α7からα7IIへの進化も良かったのですが、α7IIIは更に爆発的な進化を実現しました。
その中でも大きなポイントは、瞳AFを含めたAF精度の向上です。(検証動画のリンクを下記に添付します。)
他にもISOが204800に向上し、暗闇では人間の目よりも明るく撮影できる他、動画は4K撮影に対応。
α7にはなかったボディ内手ぶれ補正も内蔵、液晶モニターや電子ビューファインダー(覗き穴から見た映像)もより鮮明になりました。
α7IIもとても良いカメラなのですが、α7が発売されてから1年後の発売ということもあり進化具合は微妙でした。
予算をあげるのであればα7から5年の歳月を経て超進化したα7IIIがおすすめという結論です。
またα7と同じく、本体とセットで売られている”28-70mm F3.5-5.6″というレンズはあまりポートレート向きレンズではありませんので、ボディと単焦点レンズの購入をおすすめします。
・おすすめのSONY製フルサイズミラーレス用単焦点レンズ
まとめ
・低予算で今後もリーズナブルにカメラを楽しみたいなら
SONY α6000ボディ+単焦点35mm
SONY α7ボディ+単焦点50mm
SONY α7IIIボディ+単焦点50mm
以上が結論です。
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