さて今回は、2018年型iPadPro(第三世代)にて
「純正のSDカードリーダーと非純正のSDカードリーダーの速度の違い」
を検証します!
「ケーブルでもいいんだけど。。。」って方は、こちらでケーブルとSDカードリーダーを数種類比較検証してますので参考になれるかもしれません!
では早速SDカードリーダーの検証スタート〜〜
改めて、今回検証で使用するiPadProは2018年11月7日に発売した11インチモデルです。
純正と非純正のSDカードリーダーを使用して同一画像データ(RAW)を100枚取り込んだ時のタイムを計測します。
・使用する純正SDカードリーダー
・使用する非純正のSDカードリーダーはAnkerのMicroSDも読める格安のSDカードリーダーです。
・使用するSDカードはUHS-Iに対応したものとUHS-IIに対応したものです。
①UHS-I対応SDカード
②UHS-II対応SDカード
この2枚のSDカードには全く同じデータが入っています。
2種類のRAWデータで比較
念のため3種類の検証データを準備しました。
①ソニーα7RIII圧縮なしRAWデータ。(1枚約87MB)
②ソニーα7RIII圧縮ありRAWデータ。(1枚約45MB)
②キヤノン6DのRAWデータ。(1枚約24MB)
大容量8.8GB、
中容量4.5GBのソニーのRAWファイルと
小容量2.4GBのキヤノンのRAWファイルです。
検証(UHS-IのSDカード)
まずは①UHS-IのSDカードを使用します。
早速α7RIIIの1枚約87MBのRAWデータを100枚(8.7GB)送信します。
合計8.7GBのRAWファイル送信にかかった時間、
Apple純正SDカードリーダー、
1分53秒!
非純正(ANKER)SDカードリーダー、
3分52秒!
全く同じ環境であっても2分の差が生じることがわかりました。
続いて、
合計4.5GBのRAWファイル送信にかかった時間、
Apple純正SDカードリーダー、
58秒!
非純正(ANKER)SDカードリーダー、
1分31秒!
最後はキヤノン6Dの、
合計2.4GBのRAWファイル送信にかかった時間、
Apple純正SDカードリーダーは、
42秒!
非純正(ANKER)SDカードリーダーは、
43秒!
なんとほぼ同じタイムという結果だった。
検証(UHS-IIのSDカード)
こちらでも同じように転送していきます。
Apple純正はUHS-IIに対応していますが、非純正の方は対応していませんのでタイムはUHS-Iと変わらないと思っていましたが、結構速くなりましたwその差も含めてご確認ください。
合計8.7GBのRAWファイル送信にかかった時間、
Apple純正SDカードリーダーは、
1分3秒!
非純正(ANKER)SDカードリーダーは、
1分52秒!
対応していないはずのAnkerでしたが2分もタイムを縮めました。
続いて、
合計4.5GBのRAWファイル送信にかかった時間、
Apple純正SDカードリーダー、
36秒!
非純正(ANKER)SDカードリーダー、
56秒!
最後はキヤノン6Dの、
合計2.4GBのRAWファイル送信にかかった時間、
Apple純正SDカードリーダーは、
43秒!
非純正(ANKER)SDカードリーダーは、
43秒!
UHS-Iの時と全く変わらないスピードでした。
検証まとめ
今回ソニーのデータもキヤノンのデータも問題なく純正・非純正の両方で送信することができました。
わたし的にはタイムもほとんど気にならない差かな?と感じました。
日常的にデータを大量のデータを急いでiPadに送らなければならない方以外は、AnkerのSDカードリーダーをおすすめします!
今回記事を書くにあたって改めてSDカードリーダーについてかなり調べたのですが、粗悪品がかなり多い印象を受けました。よく分からないメーカーのものは極力避けた方が無難だと思われます。こちらのAnkerはバッテリー関係で世界でも有名な企業ですし、私の方で動作確認もできているので安心だと思います。
その他のおすすめSDカードリーダーはこちらの記事にまとめています。
それでは楽しいSDカードリーダーライフを〜〜
著:つっしー